不動産物件を探すなら、やはり地域の不動産屋さんが一番。そうはいっても、やはり良くない不動産も中にはあります。今回は、あまり良くない不動産屋の特徴や、不動産屋がやりがちなテクニックをご紹介します。
餌物件に注意を
既に契約が決まってしまった目玉物件、通称「餌物件」ををわざと「消し忘れた」とウェブに放置し、アクセスして来た人を他の物件に誘導するという手法もあります。良い物件はすぐに契約者が決まるものですから、いつまでも優良物件を掲載しているようなところはあまり信用できないといえます。
不動産屋さんの物件紹介の順番にも注意が必要です。最初に条件より下回るような物件を数件提示し、最後に条件に合う物件を見せるような手法はかなり使われています。最後に見せてくる物件も特別良くないのですが、最初に見せたのが悪いから、良く見えるというテクニックです。
希望の家賃は1万円安く申告
お客が希望の家賃を提示すると「あ~、その家賃じゃちょっと無理ですねえ」と言ってわざと1万円ほど高い物件出すのは、どこの不動産屋でもやりがちな手段のようです。
なので、不動産屋に行ったら希望額より1万少ない金額を提示することがベター。
焦らせるような言動には注意
「引越しはいつまでに?」「実は、他にも希望者がいるんですよね」「いい部屋は早く決まっちゃうよ」
不動産屋さんはあなたの焦り具合をみています。不用意に「すぐ引越したいんです。」と言ってはいけません。「良い物件があれば越します。なければ今の物件を更新します。」といった表現をするのが無難です。
何件も物件を見て「これだ!」と思う物件であればいいですが、あくまで契約や物件チェックは自分のペースで行いましょう。
「いい物件なので今契約しておかないとすぐ他の人に渡ってしまいますよ」などといった、焦らせるような交渉術は要注意。中でも一番多いのが「似たような他の物件も見てみましょうか?」と言うもので、値段の高い1グレードアップした物件と、値段的に同じランクの少し条件の悪い物件を紹介する常套手段。だいたい松竹梅あれば竹のランクのものに人は手を出そうとするので、不動産屋が売りたい物件に持ち込みやすいのです。
不動産屋のテクニックを見極めて納得のいく物件探しを
不動産屋は日々の接客で交渉術を磨いています。なので、めったに物件探しをしない私たちお客の立場で不動産屋に交渉をかけようとしてもなかなかむずかしいです。
この記事を参考に、不動産屋の思うつぼにならない、自分の納得のいく物件探しをしてくださいね。